訪問診療について

訪問診療の対象

  • 寝たきりや認知症のため、病院やクリニックへの通院が困難
  • 末期患者の自宅療養の希望、および自宅での看取りの希望
  • 退院後、通院が困難な状況であり自宅での医療処置、ケアの継続が必要

判断がつかない場合は、ご相談ください。


自宅で受けられる医療サービス

  • 健康管理(診察・血圧測定・体温測定・血液検査・心電図など)
  • 緊急時の24時間365日対応望
  • 薬の処方
  • 褥瘡(床ずれ)処置、傷の縫合処置など
  • 酸素療法、経管栄養管理、中心静脈栄養管理、各種ストーマ・ドレーンのケアなど
  • 在宅ホスピス
  • 外来及び入院での抗癌剤治療の援助

これまで当院で行った処置

  • 末梢型中心静脈留置
  • 中心静脈カテーテル留置
  • CVポート造設
  • 胸腔ドレナージおよび持続吸引
  • 胸膜癒着術
  • 胸腔穿刺(胸水排泄)
  • 腹腔穿刺(腹水排泄)
  • 腰椎穿刺(髄液検査)
  • CART(胸水・腹水濾過濃縮再静注法)
  • トラヘルパー挿入・ミニトラック挿入(緊急の気道確保・排痰目的)
  • 切開・縫合などの小外科処置
  • 血液製剤投与(赤血球・血小板・輸血・アルブミン)

令和5年に実施した医療処置

  • 赤血球輸血 20件
  • 中心静脈カテーテル留置 25件
  • CVポート造設 6件
  • 腹腔穿刺 8件
  • CART 21件
  • 胸腔穿刺 1件
  • 腰椎穿刺 1件
  • 褥瘡などの外科的処置 数件

*輸血に関しては厚生労働省の「血液製剤の使用指針」、日本輸血・細胞治療学会の「ガイドライン」に準じて施行しています。頻回なる輸血を要する場合は対応できない場合もありますのでご相談ください。


お問い合わせ

24時間365日対応TEL 092-801-8739(ハナサク) FAX.092-801-8740
E-mail info@shirohana8739.com


新着情報

2024.02.15 新しい看護師さんが増えました。
2月1日から新しい看護師さんが増えました。おっとりとした人格ですが、患者さんのことはよく把握しており、仕事も機敏に対応できる看護師さんです。早く独り立ち出来るよう頑張ってもらいます!

2023.05.01 神経内科専門医の非常勤医師が増えました。
4月より神経内科専門医の非常勤医師が増えました。10年ほど前に訪問診療医として共に働いていた医師です。このたび御縁があり当院にて働いてくれることになりました。当院は神経難病を患われている患者さんも多く、心強いです。
また、新規の患者さんも総数800名を越え、看取りの患者さんも総数500名に近づいてきました。引き続き終末期の患者さんや医療処置を伴う患者さんを中心にケアを継続していきます。

2021.11.30 開設して5年が過ぎました。
本年3月で開設後無事に5年が経過しました。御礼も含めて新着情報を更新しようと思いましたが、新型コロナワクチンの接種に追われ今となってしまいました。
今年も再び、ある施設から私の誕生日のお祝いをして頂きました。また、その施設の社長さんおよび管理者さんから当院のイメージで壁掛け時計をプレゼントして頂きました。更に施設看護師さん手作りのカップケーキも頂きました。ほんとに、感謝です!
ちなみに写真に写っているお婆ちゃんは当院の患者さんの最高齢者(107歳)です。私達も含めて施設スタッフさんも皆、癒やされています。

2020.11.13 誕生月サプライズ
今年も私の誕生月にサプライズがありました。昨年、サプライズしてくれた施設のスタッフの方々からです。お心遣いに感謝です。
朝1番に訪問した時に私を驚かそうと準備されていたようですが、残念ながら当日、急患対応があり遅れての私の突然の訪問にスタッフの皆さん、慌ててドタバタされたようです。当院の訪問が遅れるとの連絡で飾り付けを一旦取り外し、訪問と同時に準備をしてくれました。
皆様、ありがとうございました(*^^*)。

2020.05.25 開設して4年が過ぎました。
今年の3月で当院も開設して4年が過ぎました。これまで大きなトラブルなく順調に診療ができましたこと感謝です。しかし、開設してから4年後に新型コロナに悩まされるとは予想も付きませんでした。このまま収束することを願いますが恐らく第2波がやってくるでしょう。スタッフ皆、気を引き締めて頑張りたいと思います。
暗いニュースが多い中、嬉しい出来事がありました。平成30年8月に見学に来られた学生さんが見事、今年4月 有名国立大学医学部に現役入学されました。在宅診療に非常に興味のあった学生さんでしたので心強いです。これからの医療を支えてくれることでしょう。
また、マスクが不足する中、当院にマスクを寄付して頂いた方々も沢山おられました。
福岡市医師会、飛鳥会館、ある美容院の店長、患者さん、患者さん家族、小生の子供のお友達、などなど。皆様、本当にありがとうございました。
ところで、この4年間で医院・病院などから多くの患者さんのご紹介を頂き、その紹介件数は400件(紹介のみで診療に至らなかった患者数は除く)を超えました。また、お看取りも200件を超えています。これからもコロナに負けず、在宅で頑張っている患者さん・家族を支援していきたいと思います。

2019.11.20 サプライズ!
今月は院長の誕生月です。訪問に行っている施設から誕生日前にドッキリがありました。訪問すると今から誕生会が開かれるかのようにデイのお部屋に飾り付けをしてくれていました(*^^*)。施設の皆様、感謝いたします!
ところで、福岡市南区にあるこの施設は当院立ち上げ前から関わっていますが、スタッフは皆、一生懸命に入居者をお世話してくれます。かなりアットホームな施設です。病状が悪い入居者に対しても前向きに親身になって対応してくれるので、当院も安心して任される施設です。ここは数少ない優良な施設の一つです。当院としてはこれからもこの施設を応援していきたいと思います。

2018.08.03 学生さんが見学に来られました。
本日、福岡市内の有名な私立の高校生が当院に体験学習に来られました。
将来は医師になり在宅医療に携わりたい、と強く熱い信念を持った高校2年生です。今日1日、施設および個人宅へ同伴で訪問しました。施設の職員さん、患者さん・ご家族の皆さん、学生さんを温かく迎えて頂き感謝いたします。学生さんはとても感激して帰宅されました(^^)。

2018.07.26 協力医療機関を追加しました
7月17日より九州中央病院も当院の協力医療機関となりました。
同院は救命救急だけではなく、緩和ケア、特に疼痛コントロールに対する放射線治療も対応可能な施設です。緩和ケア病棟もあり当院にとっては非常に心強い医療機関となります。同院の新院長先生が在宅医療にも理解のある先生ですので在宅医療の発展にも繋がっていくと考えます。

2017.06.22 紹介患者数が100名を超えました。
6月15日を持ちまして多くの医院・病院より御紹介頂きました患者さんの紹介件数(紹介のみで診療に至らなかった患者数は除く)が100名を越えました。これまで当院へ御紹介頂き誠に感謝申し上げます。今後も紹介頂きました患者さん、そして その家族がより良い生活を送れるよう支援して行きたいと存じます。

2017.02.02 在宅緩和ケア充実診療所になりました。
昨年までの当院の診療実績により平成29年1月から在宅緩和ケア充実診療所・病院加算が算定されるようになりました。在宅専門クリニックでのその加算は、福岡市城南区では初であります。
これは当院スタッフだけでなく、連携する訪問看護ステーション・関連病院が当院の理念の根本である「住み慣れた所で最期まで」に理解を頂き、協力して頂きました結果だと考えています。 引き続き安心した療養環境を提供できますよう協力しながら進めていきたいと思います。